ミサワホーム(株)は、家庭内の全エネルギーの使用状況を表示できるカラーエネルギー表示器にインターネット回線による通信機能を付加した新機種「enecoco(エネココ)モニター」を発売。合わせてスマートフォンやパソコンで情報を共有し省エネ活動に取り組める生活エネルギーのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「enecoco」を8月1日より開始する。
同社はこれまでも、グラフ表示や目標設定・比較などの“見える化”メニューを用意していたが、「enecocoモニター」では、家庭内の全エネルギーデータをインターネット回線で取得。従来メニューに加え、「おかえりアラーム」(生活エネルギーデータを活用した生活反応監視サービス)、「エネウォッチ」(各箇所のエネルギー使用量を自分で計測し保存や投稿が可能なエネルギーのストップウォッチ機能)、「ファミリーノート」(エネウォッチとも連動できる家族の日記やメモを付ける機能)、「みんなのノート」(省エネアイディアや実施した結果などを共有できるサービス)、などを用意する。
「enecocoモニター」の販売価格は22万5,000円(施工費除く)、販売目標は年間2,000台。「enecoco」サービスは、モニターサービスとして各種メニューを無料提供する。
同社は、今後も「enecoco」のメニューを充実させながら、家庭内だけで利用されるHEMSを生活エネルギーのSNSプラットホームへと発展させることで、社会全体の省エネ活動を推進し、蓄電池付きHEMSの早期の導入をめざしていくとしている。