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電力不足乗り切る「夏の5カ条」を発行/KKJ

KKJ「夏の5カ条」パンフレット。同協会ホームページから入手できる

 一般社団法人環境共生住宅推進協議会(KKJ)はこのほど、夏の電力不足を乗り切るため、暑さと上手に付き合う暮らし方提案をまとめた「夏の5カ条」を発行した。

 日本の伝統的な住居で昔から取り入れられてきた、「太陽・風・水などの自然エネルギーや樹木の機能を上手に使う知恵」が「利にかなった省資源&省エネルギー型ライフスタイルの原点」であるとし、これら先人の知恵に学びつつ、現代の住宅を取り巻く環境を踏まえた上で、日本の暑さと上手に付き合うための暮らし方を提案するもの。

 提案する5カ条は(1)日ざしは外側で防ぐ(窓の外側に、影の空間をつくろう!)、(2)風を通して熱を逃がす(自然の力を利用しよう!)、(3)家のまわりを冷やす(打ち水で熱を冷まそう!)、(4)冷房の効果を上げる(扇風機を使いこなそう!)、(5)室内の発熱を抑える(節電=もっと涼しく!)。これらに沿った工夫を、戸建てと集合住宅別に紹介している。同協会ホームページ(http://www.kkj.or.jp)で入手できる。

 なお、同協会はこのほど開催した理事会で、現会長の樋口武男氏(大和ハウス工業(株)代表取締役会長CEO)に代わり、竹中宣雄氏(ミサワホーム(株)代表取締役社長)を会長とする人事を決定した。


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