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廃材の再資源化を推進する「エコセンター茨城」本格始動/LIXIL

 (株)LIXILはこのほど、同社の運営する「エコセンター茨城」(茨城県つくば市)が、茨城県の産業廃棄物処分業の許可を取得したと発表した。

 同センターは、住宅リフォーム工事に伴う廃材を収集・運搬し、処分を行なう施設。今回の取得により、住宅リフォームで発生する他社製品も含めた使用済み住宅設備機器類の収集を開始、廃材リサイクル事業を本格的にスタートする。

 手分解による分解・分別で、分別品種50種以上、マテリアルリサイクル率90%以上を実現し、資源の再利用、循環を推進。破砕施設では1日(8時間)に4.48t(ガラス・陶磁器クズを破砕処理時)を、圧縮施設では1日(8時間)に13.20t(紙くずを圧縮処理時)を処理することが可能。

 なお同社は、2007年「エコセンター常滑」を開設以降、愛知県常滑市で再資源化事業を進めてきたが、今回の「エコセンター茨城」本格始動に伴い、首都圏でも事業を開始する。


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