国土交通省は5日、住宅の品質確保の促進等に関する法律に基づき行なった登録住宅性能評価機関への立入調査結果を発表した。2010年5月～11年3月にかけ実施したもの。
期間中、全114機関のうち90機関に立入検査を実施。国が定める評価方法基準に適合する方法で評価業務を行なわなかった機関（1件）への改善命令を出したほか、複数の機関において、評価員研修の徹底や、評価業務における添付図書・評価内容の確認が不十分だった点に対し、口頭での是正指導を行なった。
なお、個別の登録住宅性能評価機関の行政処分については、「国土交通省ネガティブ情報等検索サイト」（http://www3.mlit.go.jp）で参照できる。