ハイアス・アンド・カンパニー(株)は、天然砕石を活用した環境対応型の地盤改良工法「HySPEED 工法」の液状化に特化したサービスを、8月より提供すると発表した。
同サービスは、環境対応型の地盤補強工法の「HySPEED 工法」のうち、液状化の影響を抑制できる2つの施工手法を新たに提供するもの。基礎の周囲に厚さ30cm以上の砕石からなる透水層を敷くことで、砕石から上がってきた水を逃すことを可能にし、液状化を防ぐもの。
建物基礎の下に加えて、周辺にも通常より長めの砕石パイルを施工し、かつ基礎と砕石パイルの間に砕石を敷く手法と、基礎の下と建物の周囲に砕石を敷く簡易的な手法の2つを用意した。
同工法の場合、通常の1/5程度の予算で、液状化現象を抑制できるという。