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“融合同居型”の二世帯住宅「Andy D!ON」発売/エースホーム

二世帯住宅「Andy D!ON(アンディ・ディオン)」外観イメージ

 エースホーム(株)は7日、同社初の二世帯住宅「Andy D!ON(アンディ・ディオン)」を全国の加盟店を通じ一斉販売を開始した。

 同商品は、同居に対する価値観や世帯構造の変化、面積縮小化などを反映した新しい二世帯住宅。気兼ねが生じやすいことに配慮して、玄関、キッチン、バスなどの生活機能の多くを共有する「融合同居型」を提案。機能を別々に設けず、建築コスト低減を図っている。

 大家族でも食事を通じてコミュニケーションを深め合えるよう、暮らしの中核に家族の集えるダイニングを提案。洗面コーナーとリネン室を分離することで、入浴時でも洗面への立ち入りがしやすいよう工夫している。1・2階の両方にリビングを設けて、親夫婦、子夫婦のプライベートな居場所を確保した。

 また、玄関は一つでも「2ウェイ土間」を挟んだキッチンまでの動線、親世帯の寝室に直結する動線、1階に物音を立てずに2階へと行き来する階段への動線など、家族の出入りの状況に合わせて使い分けられるようにした。親世帯の主寝室は1階リビングに連続するように配置し、将来在宅介護が必要となった場合にも「主寝室+リビング」という拡張に対応可能としている。親世帯が利用する主要通路の建具はすべて引戸としたほか、各所に手すりを配置するなど、バリアフリーを強化した。

 販売価格は税込1,597万円から。初年度販売目標は100棟。なお同社は、「アイディ・ディオン」を筆頭に、既発売のコンパクト2階建て住宅「シータス・クール」とコンパクト平屋建て住宅「ゼスト35」を復興支援向け商品の3本柱と位置付け、拡販を行なっていく。


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