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伊豆・熱海の老舗旅館跡地で会員制リゾート開発/東急不動産

「東急ハーヴェストクラブ熱海伊豆山&VIALA」完成予想図

 東急不動産(株)は、静岡県熱海市で開発中の会員制リゾートホテル「東急ハーヴェストクラブ熱海伊豆山&VIALA」(総客室数182室)の会員募集を、16日から開始する。

 同物件は、JR東海道線「熱海」駅より約3km、老舗旅館跡地で建設中の地上5階地下4階建てのリゾートマンション。通常の「ハーヴェストクラブ」とワンランク上の仕様を誇る「VIALA」の2種類の客室を用意する。建設地は、南西を相模湾に接する傾斜地。敷地の高低差をいかした9層の開放的な建物とするほか、敷地の3分の1を保存緑地とし屋上緑化を採用するなど、自然環境をいかした外構計画としている。

 客室は、ハーヴェストクラブが専有面積37~63平方メートル。VIALAが50~120平方メートル。VIALAには、専用露天風呂付き客室も用意するほか、いずれもペット対応の客室を設定。その他、共用施設として露天風呂付温泉大浴場、ラウンジ、レストラン、展望家族風呂、屋外プール、エステサロンなどを設ける。

 1室当たり12口の会員制で、1口当たり年間30枚の宿泊利用券を発行する。ハーヴェストクラブ1,500口、VIALA564口を販売。販売価格は、ハーヴェストクラブが1口546万5,000円、VIALAが836万円。


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