大和ハウス工業(株)は14日、「第5回キッズデザイン賞」を2部門3作品で受賞したと発表した。同賞の複数部門での受賞は4年連続。
今回受賞したのは、「レイクタウン『美環の社(みわのもり)』~地域と共生する街づくり~」、「ダニが抑制される室内環境の提案」、指挟み事故の危険性を低くする「フィンガーセーフ引戸」の3点。
「レイクタウン『美環の社(みわのもり)』」は、自然エネルギーを最大限利用した建築デザインを取り入れた戸建分譲住宅地。街区全体の風況・温熱環境に工夫を凝らし、夏は水辺を渡る涼風を取り込むことで冷房負荷を軽減し、冬は街区の外周りに設置した高垣で北風を遮るなど環境に配慮した。また、小動物や野鳥、植物が集うスペースを設けることで、子供が動植物と触れ合い、生態系を理解できる環境を提供する。そのほか、暮らし方をまとめた「ライフスタイルブック」をオーナーに配布するなど、“コミュニティの和”を育む取り組みをしている。
なお、受賞作品の一部は10月8~10日に、イオンレイクタウン(埼玉県越谷市)で開催される「KIDS DESIGIN展 2011年(仮称)」で展示・公開される。