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「JPM留学生インターンシップ制度」の合同全体研修会を開催/日管協

「JPM留学生インターンシップ制度」合同全体研修会の様子
インターン生は1人ひとり決意表明を行なうとともに、受入れ企業に挨拶した

 (財)日本賃貸住宅管理協会国際交流委員会は16日、外国人留学生に不動産管理会社の実務を体験させ知識を深めてもらうとともに、就職活動を支援する「JPM留学生インターンシップ制度」の合同全体研修会を開催した。

 同委員会委員長の荻野政男氏が、留学生12名と受入れ企業担当者との顔合わせを実施。企業研修の専門家によるロールプレイング研修を行なったほか、インターン就業条件および服務に関する諸注意などを参加者にレクチャーした。

 参加したインターンシップ生は、中国・韓国・台湾籍で、日本での就職を希望している留学生が中心。同協会会員である1都3県の10社に加え、熊本・愛知の2社が、各社1~2名の留学生を7月中旬から9月にかけての約4週間受け入れる。
 なお、インターンシップ修了にあたり、修了証明書の授与式などを予定しているほか、成果発表などを実施し、同制度の普及を図っていく考え。

 また、荻野氏は、東日本大震災の復興を目的とする支援センター「ふくしま国際メディア村」(福島県いわき市)を6月10日に開村したと発表。「ふくしま国際メディア村」は、いわきを情報発信地としてイベントやフォーラム、セミナーなどを行なっていく場のことで、同氏は「震災後に起きた日本に対する誤報や過剰報道を正常な形に戻すため、在住外国人の方たちの口から正確な情報を伝えていってもらいたい」などと話した。
 詳細は、ホームページを参照のこと。


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