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2部門でキッズデザイン賞を受賞/住友林業

住宅商品「mamato(ママト)」の外観。シンプルな中にも、屋根の形、外壁の色、外装アクセント部材、窓形状などを組み合わせた個性が引き立つデザインを採用

 住友林業(株)は15日、「第5回キッズデザイン賞」を2部門で受賞したと発表した。同賞の受賞は3年連続。

 今回受賞したのは、「生活提案型戸建て住宅商品『mamato(ママト)』」、「木質内装材が子どものリラックス度、集中度に与える影響の研究」の2点。

 「mamato」は、子育て中のママ向けに開発した生活提案型の住宅商品。大切な家族との時間を有意義に過ごすために、ダイニングを中心とした家事のしやすい動線設計や、自分のことは自分でできるようになる収納設計などを採用している。

 「木質内装材が子どものリラックス度、集中度に与える影響の研究」は、京都大学農学研究科の協力のもと、小中学生を対象に木質内装材が子どものリラックス度、集中度に与える影響を検証したもの。簡単な計算を行なう作業時間と休憩時間の脳波の推移を観察・調査すると、木目の空間の方がクロスの空間よりも、休憩中はよりリラックスし、計算中はより集中できる結果となったことから、子供の勉強空間の壁材として木目の使用は、勉強に集中する空間として適していることを示した。


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