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「まもりすまい大規模修繕かし保険」の販売を開始/住宅保証機構

 (財)住宅保証機構は15日、住宅瑕疵担保履行法にもとづく保険「まもりすまい大規模修繕かし保険」(正式名称:共同住宅大規模修繕工事瑕疵担保責任保険)の販売を開始した。

 「まもりすまい大規模修繕かし保険」は、大規模修繕工事事業者が、共同住宅等の大規模修繕工事を行なった部分の瑕疵に起因して発注者に対し瑕疵担保責任を負担することによって被る損害について、保険金を支払うというもの。
 大規模修繕工事業者(被保険者)が倒産等により瑕疵担保責任を履行できない場合には、発注者(管理組合等)に対して直接、保険金を支払う。

 保険の対象となるのは、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造の分譲共同住宅および賃貸共同住宅等。構造耐力上主要な部分に係る改修工事を実施する場合は、新耐震基準に適合する住宅となる。

 保険期間は、構造耐力上主要な部分は、耐震改修工事に起因する場合10年間、雨水の浸入を防止する部分、給排水管路、給排水設備、電気設備、ガス配管設備は5年間、防錆工事を行なった手すり等の鉄部は2年間、共用部分の内装・設備は1年間。工事完了確認日から開始する。
 保険金額は1住棟当たりの工事請負金額に応じて1,000万~5億円(保険期間につき)。

 詳細は後日ホームページにて公表する。


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