不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は21日、同社の全国不動産情報ネットワークにおける6月期の首都圏居住用賃貸市場動向を発表した。
同月の居住用賃貸物件登録数は、26万6,346件(前年同月比28.6%増)。首都圏平均の登録賃料は、賃貸マンションが1平方メートル当たり2,550円(同▲2.3%)と2ヵ月連続のマイナスに。賃貸アパートは1,950円(同▲3.0%)と9ヵ月連続のマイナスとなった。1戸当たりでは、賃貸マンションが9万9,200円(同▲2.0%)で3ヵ月ぶりのマイナス。賃貸アパートが6万500円(同▲2.4%)で、14ヵ月連続のマイナスとなった。
一方、成約件数は1万7,100件(同12.4%増)と、2ヵ月連続の2ケタ増。6月としては、過去8年間で最多となった。東京都が8,929件(同14.4%増)に加え、カップル向き住戸が好調だった神奈川県も5,545件(同12.4%増)2ケタ増となった。
1平方メートル当たりの成約賃料は、賃貸マンションが平均2,450円(同▲5.0%)と再びマイナス。賃貸アパートは1,930円(同▲4.9%)と12ヵ月連続のマイナスとなった。1戸当たりの成約賃料は、賃貸マンションが9万6,300円(同▲2.2%)と再びマイナス。賃貸アパートは6万3,700円(同▲1.4%)と6ヵ月連続のマイナスとなった。