ユナイテッド・アーバン投資法人(UUR)は21日、2011年5月期決算を発表した。
当期(10年12月1日~11年5月31日)の運用状況は、営業収益149億1,200万円(前期比77.3%増)、営業利益70億7,800万円(同66.6%)、経常利益43億1,500万円(同32.5%)、当期純利益166億1,600万円(同410.4%)、1口当たり分配金は1万1,449円となった。
当期では、日本コマーシャル投資法人(NCI)を吸収合併し、NCIの保有物件37物件を承継した結果、合併効力発生日時点において、ポートフォリオは87物件、その総額は取得価格ベースで約3,888億円となり、資産規模においてJ-REIT市場全体で第4位、総合型REITとしては業界で最大級の規模に。
また、引き続き保有物件の管理・運用面を中心に資産の質の向上に注力し、ポートフォリオ全体の稼働率は当期末で96.3%となった。
次期は、営業収益152億7,300万円、営業利益65億2,700万円、経常利益44億6,200万円、当期純利益44億6,100万円を見込む。