東京都は6日、2011年6月および同年第2四半期(4~6月)の住宅着工統計を発表した。
同月の新設住宅着工数は1万1,646戸(前年同月比11.3%増)と、持家、貸家、分譲住宅ともに増加し、3ヵ月連続の増加となった。
持家は1,892戸(同0.1%増)と3ヵ月連続の増加、貸家は4,301戸(同▲3.4%)と再び減少となった。分譲住宅は5,385戸(同31.2%増)と15ヵ月連続で増加。うちマンションが3,445戸(同47.6%増)、一戸建てが1,894戸(同10.6%増)。
地域別では、都心3区は597戸(同▲45.5%)、都心10区は2,487戸(同▲5.2%)、区部全体は8,135戸(同8.1%増)、市部は3,460戸(同19.7%増)となった。
一方、第2四半期の新設住宅着工数は3万5,146戸(前年同期比15.1%増)で、5期連続の増加となった。
持家は5,106戸(同5.3%増)と2期ぶりの増加、貸家は1万2,875戸(同▲1.0%)と2期連続の減少となった。分譲住宅は1万7,120戸(同35.8%増)と5期連続で増加。うちマンションが1万1,824戸(同42.9%増)、一戸建てが5,217戸(同22.9%増)。
地域別では、都心3区は1,501戸(同▲54.3%)、都心10区は7,681戸(同▲3.7%)、区部全体は2万4,135戸(同5.9%増)、市部は1万877戸(同43.4%増)となった。