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主力の不動産事業、物件売却や賃料下落の影響等で減収に/昭栄11年12月期第2四半期決算

 昭栄(株)は4日、2011年12月期第2四半期決算を発表した。

 当期(11年1月1日~6月30日)の連結業績は、売上高58億7,100万円(前年同期比▲21.8%)、営業利益27億4,100万円(同▲6.1%)、経常利益16億5,600万円(同▲12.7%)、当期純利益8億1,100万円(同▲10.7%)。前年度に環境事業を担ってきた子会社の(株)トスマク・アイの全株式譲渡や保有不動産売却など資産を圧縮し、財務基盤の強化に努めてきたことから収益資産が減少、減収減益となった。

 不動産事業は、物件売却による賃料収入の減少ならびに賃料下落の影響等により、売上高49億1,700万円(前年同期比▲10.4%)、営業利益22億3,700万円(同▲8.0%)となった。
 有価証券事業は、株式等の配当金が増加したことにより、売上高9億5,300万円(前年同期比21.2%増)、営業利益9億3,200万円(同20.8%増)となった。営業外損益は、東日本大震災後に株価が下落したことおよび損銘柄の一部を売却したことから、1億9,300万円(同▲52.0%)となった。

 なお、通期の連結業績予想は、売上高115億円、営業利益50億円、経常利益27億円、純利益16億円。


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