(株)長谷工コーポレーションは、(株)オスモと共同で小型非常用飲料水生成システム「WELL UPミニ」を開発した。
1日14.4t・約4,800人分の飲料水の供給能力を持つ「WELL UP」の小型版として、1日最大4.8t・約1,600人分の飲料水供給能力を持つ「WELL UPミニ」を商品化したもの。
同社ではこれまでも大震災発生後にマンション居住者の生活基盤を確保するための「防災3点セット」(非常用飲料水生成システム、非常用マンホールトイレ、かまどスツール)を、自社で設計・施工する大規模分譲マンションで導入を進めてきた。
先般の東日本大震災をきっかけに、防災設備への評価・関心が高まったことから、今回の「WELL UPミニ」の商品化を契機に、小規模分譲マンションにも積極的に採用提案していくという。
なお、現在までに129の物件において「防災3点セット」が採用されている。