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東京のオフィスビル空室率、4ヵ月連続の低下/三鬼商事調査

 三鬼商事(株)は12日、2011年7月末時点のオフィスビル市況調査を発表した。

 東京ビジネス地区の平均空室率は8.76%(前月比▲0.05ポイント)と、4ヵ月連続で低下した。新築・既存ビルともに成約・入居が進み、1ヵ月間で空室面積が約5,000坪減少したため。平均賃料は、坪当たり1万7,225円(同▲67円)だった。

 一方、大阪ビジネス地区の平均空室率は11.62%(同▲0.14ポイント)。統合や集約に伴う移転などの動きが見られたため、1ヵ月間で空室面積が約3,000坪減少、空室率は11%半ばまで改善した。平均賃料は、坪当たり1万1,768円(同▲50円)だった。


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