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経営効率化に注力も、減収減益/日本社宅サービス11年6月期決算

 日本社宅サービス(株)は11日、2011年6月期決算を発表した。

 当期(10年7月1日~11年6月30日)の連結売上高は59億1,800万円(前年同期比▲1.5%)、営業利益5億7,500万円(同▲2.0%)、経常利益5億7,700万円(同▲0.8%)、当期純利益2億8,500万円(同▲21.5%)。

 主力の社宅管理事務代行事業は、業務委託料およびその他の収入が順調に推移したことから、売上高28億1,100万円(同0.5%増)を計上。しかし、人件費およびシステム改修費用など経費の先送りが一部発生し、営業利益は5億400万円(同▲2.2%)にとどまった。 

 施設総合管理事業では、解約に伴う管理収入の減少により売上高は31億700万円(同▲3.2%)。営業利益は、コストコントロールに努めた結果、6,900万円(同▲1.9%)となった。なお、販管費としてのれん償却1億900万円を計上している。

 次期については、売上高62億6,400万円、営業利益4億9,000万円、経常利益4億9,100万円、当期純利益2億3,600万円を見込む。


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