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東京・本郷で都心マンションシリーズ第5弾を起工/アパグループ

「CONOE(コノエ)<本郷>」完成予想図
会見で「中期計画で予定しているマンションは10棟だが、11棟目となる建設地を新宿区で取得した。事業機会があれば、準都心エリアでの供給も視野に入れたい」などと語る、アパグループ代表・元谷外志雄氏

 アパグループは12日、分譲マンション「CONOE(コノエ)<本郷>」(東京都文京区、総戸数39戸)を起工した。都心3区を中心にホテル15棟・マンション10棟を建設する、2010年からの中期5ヵ年計画の一つで、新たに立ち上げた「CONOE」ブランド第5弾となる。

 建設地は、東京メトロ丸の内線「本郷三丁目」駅徒歩5分。建物は、地上14階建て。全1フロア3戸配置により、全39戸を角住戸とした。住戸は、専有面積31~55平方メートルの1LDK・2LDKとし、シングル・DINKSをターゲットとしたコンパクトマンション。

 LOW-EペアガラスやLED照明、節水型トイレなどエコ仕様を強化。エントランス・エレベーター・玄関の3重セキュリティや防犯センサーなどセキュリティレベルも高めた。また、ホテル事業のノウハウを生かし、住戸の照明を一括オンオフできるスイッチやカーペット敷きの内廊下、ソフトクローズ機能付きのリビングドアなどを採用している。販売時期と価格は未定。

 起工式で会見した、アパグループ代表の元谷外志雄氏は「当社としては文京区初のマンションとなる。古くからの住宅街であり、周辺には医療機関や教育機関が数多く立地し、安全安心に住んでいただける好立地だと自負しており、開発にも力が入る」などと語った。
 また、先行して建設・販売しているCONOEブランドマンションのうち「第1弾の<東日本橋>(東京都中央区、総戸数36戸)と<赤坂丹後町>(東京都港区、総戸数20戸)についてはほぼ完売した」とし、「中期計画で予定しているマンションは10棟だが、11棟目となる建設地を新宿区で取得した。事業機会があれば、準都心エリアでの供給も視野に入れたい」などと語った。


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