不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

東京・大森で「太陽光発電+電力一括購入」導入のマンション発売/大京

「ライオンズ大森西グランフォート」完成予想図。屋根を覆う太陽光発電パネルは出力80KW。
居室間に中庭を設けた「インナーパティオ」プラン予想図

 (株)大京は、各戸供給方式の太陽光発電システムと電力一括購入を導入した同社初のマンション「ライオンズ大森西グランフォート」(東京都大田区、総戸数89戸)のプレセールスを9月上旬から開始する。

 同物件は、京浜急行本線「大森町」駅徒歩12分に立地する、地上6階建てのマンション。マンション屋上に出力80KWの太陽光発電パネルを設置。各戸の専有面積に応じて按分、使用電力と相殺する。同時にオリックス電力(株)の一括受電システムも導入。マンション全体の電力システムを1系統にし、各戸の設備を省き管理費用を削減。さらに、通常の電気代から太陽光発電分と電力一括購入割引分を差し引いて、約24%の電気代を削減する。

 住戸は、2LDK~4LDK、専有面積61~93平方メートル。エコガラスや節水型トイレ、グリーンカーテン取り付けフック、珪藻土クロス、突き板フローリングなど環境配慮の設備を多数採用。また、バルコニー側にキッチンを配した「ピュアライトスタイルキッチン」や、居室間に中庭を設けた「インナーパティオスタイル」なども提案する。

 なお、販売は10月を予定。販売予定価格は、2LDKが3,700万円台から。3LDKが4,200万円台から。


最新刊のお知らせ

2025年7月号

定住・関係人口増加で空き家も活用? ご購読はこちら