不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

不動産販売事業での引渡しずれ込み、売上高は大幅減/日本エスコン11年第2四半期期決算

 (株)日本エスコンは12日、2011年12月期第2四半期決算を発表した。

 当期(11年1月1日~6月30日)は連結売上高20億2,000万円(前年同期比▲70.0%)、営業利益2億3,600万円(同▲61.2%)、経常損失8,900万円(前年同期:経常利益1億6,400万円)、当期純損失9,600万円(同:当期純利益17億4,000万円)となった。不動産販売事業で上期に計上する予定であった2案件の引渡しが下期にずれ込んだことなどで、大幅な減収となった。

 不動産販売事業は、分譲マンションの販売を促進し、前期末在庫の30戸を5戸に圧縮。売上高8億5,200万円、営業利益3,000万円となった。

 不動産賃貸事業は、保有している収益不動産の賃貸収入の増加を図るべくリーシング活動、プロパティマネジメント事業に注力し、売上高10億3,700万円、営業利益6億2,300万円となった。

 不動産企画仲介コンサル事業では、業務住宅および取引仲介に積極的に取り組んだ結果、売上高1億3,000万円、営業利益1億1,800万円となった。

 なお通期では、連結売上高112億円、営業利益12億円、経常利益5億円、当期純利益4億9,000万円を見込む。


最新刊のお知らせ

2025年7月号

定住・関係人口増加で空き家も活用? ご購読はこちら