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首都圏の分譲マンション賃料、前月から回復傾向に/東京カンテイ

 (株)東京カンテイは17日、2011年7月の「三大都市圏・主要都市別/分譲マンション賃料月別推移」を発表した。同調査は、同社のデータベースに登録された首都圏・近畿圏・中部圏の分譲マンションの月額募集賃料を行政区域単位に集計・算出し、1平方メートル単価に換算したもの。

 首都圏の1平方メートル当たりの賃料は2,598円(前月比0.0%)と、全域的に弱含み傾向が一服し、前月から横ばいとなった。都県別では、東京都が2,962円(同0.1%増)とわずかに上昇し、連続下落も5ヵ月でストップした。神奈川県は2,028円(同0.0%)と横ばいだったものの、埼玉県は1,639円(同1.2%増)と再び上昇、千葉県は1,606円(同0.8%増)と4ヵ月ぶりに1,600円台に回復した。

 一方、近畿圏は主要エリアが揃って弱含みとなり、1,727円(同▲0.9%)。中部圏は1,488円(同0.6%増)と11年の最低値を記録した前月からわずかに回復した。


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