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林 直清会長を再選、会員700名めざし組織強化/全コ協が総会

総会では、会員数700名をめざした組織強化などを展開していくことを確認した
「不動産業界は厳しい状況が続くが、こんな時こそコンサルティング技能登録者がリーダーとなって業界を牽引していくべき」と訴えた林会長

 一般社団法人全国不動産コンサルティング協会(全コ協、会長:林 直清大幸住宅(株)代表取締役)は23日、第2回定時社員総会を開催。2011年度事業計画案、収支予算書案などを承認した。また、改選期に伴い新理事を選出。新理事の互選により、林会長を再選した。

 11年度は、ホームページの増強によるPR、全国各都道府県への下部組織設置など組織強化を図り、現在400名強の会員数を700名まで引き上げる計画。年2回の経済短観レポート調査やコンサルティング技能登録者のスキルアップのための実務セミナー、ユーザー向け無料相談会などを展開していく。
 また、不動産コンサルティング技能者数をさらに増やすべく、現在試験会場のない新潟県での試験実施を、国土交通省、試験実施機関の(財)不動産流通近代化センターに訴えていく。

 会長2期目となった林氏は「不動産業界は依然として厳しい環境下にあるが、こんなときこそ、さまざまな創意工夫とお客さま目線の事業提案を心がけ、コンサルティング技能登録者がリーダーとなって業界を牽引していかなければならない。2年前10名でスタートした当協会も、会員が400名を超えたが、まだまだ一人前とはいえない。今年度も、新理事の皆さんの和と力をもって、財政基盤の確立と会員のため、社会のため貢献できる協会をめざしていきたい」などと語った。


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