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入居者から使用済食用油を回収。バイオディーゼル燃料100%バスを運行/阪急不動産、阪急バス

 阪急不動産(株)は23日、新規に分譲する「ジオ」シリーズマンションに使用済食用油回収BOXを設置し、入居者から集めた使用済食用油を100%バイオディーゼル燃料に精製し、阪急バス(株)の運行する車両に使用すると発表した。

 同社では、地球温暖化対策の一環として100%バイオディーゼルで走るバスを豊中市などで3台運行している。今回の取組みによりマンション入居者の環境意識の高揚を図るとともに、リサイクルの推進やCO2削減への環境施策に取り組む考え。9月5日より大坂・千里中央~阪大東口~下井を運行する予定で、燃料使用量は年間約1万リットルで、年間約26tのCO2削減効果がある。

 今後、引渡し済みの「ジオ」シリーズマンションにおいても管理組合に協力を依頼していく。


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