三井不動産（株）は24日、「ユニクロ」ブランドなどを展開する（株）ファーストリテイリング（代表取締役会長兼社長：柳井 正氏）と、東アジア事業展開アライアンスに関する基本協定書を締結したと発表した。
協定では、三井不動産が東アジアにおいて開発するプロジェクト（都心型、郊外型、複合開発）の早期情報提供とユニクロ店舗出店協議および出店の際の店舗フォーマットの標準化、および東アジアにおける商業施設開発計画や物件情報の情報共有化について合意した。
両社は日本国内において、これまでも三井不動産が開発する「ららぽーと」を始めとする商業施設へユニクロ店舗が出店するなど、長年にわたり良好な関係を築いてきており、本協定により、今後、三井不動産は東アジアにおける商業施設事業展開の加速化を、ファーストリテイリングは東アジアにおけるユニクロ出店の加速化をめざしていく。
なお三井不動産は、今後も東アジア事業展開に関するアライアンスについて、積極的に取り組んでいく考え。