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茅ヶ崎の大規模マンション、先行街区が完成/大京

「ライオンズ茅ヶ崎ザ・アイランズ」外観
サーフボードや自転車のメンテナンスに使う「メンテナンスルーム」。同じ趣味を持つ入居者同士のコミュニケーションを狙ったもの
8月20日のまちびらきイベントでは、入居者を招き、エントランス前での模擬朝市などを開催した。

 (株)大京が開発を進めてきた分譲マンション「ライオンズ茅ヶ崎ザ・アイランズ」(神奈川県茅ヶ崎市、総戸数828戸)のI街区(総戸数404戸)の主要施設が完成したことから、入居者を対象としたまちびらきイベントを、8月20日から開始した。竣工は、9月22日。

 同物件は、JR東海道線「茅ヶ崎」駅徒歩14分の約2万6,000平方メートルの敷地に、6つの居住棟と共用棟を建設するもので、湘南エリア最大規模、同社単独の事業としても過去最大級の分譲マンション。湘南屈指の人気スポット、茅ヶ崎というロケーションから「日常×リゾート」を開発テーマとし、地域、マンション内のコミュニティ活性化に力を入れているのが特徴。

 共用棟である「グランドコテージ」には、集会室やカルチャースクールの開催が可能なコミュニティルームやグランドピアノを設置したミュージックスタジオ、サーフボードや自転車のメンテナンスといった工作用のメンテナンスルーム等を設置。また、湘南・茅ヶ崎の地元企業と提携。カフェラウンジにおいて、地元で人気のレストラン「MOKICHI」のパンや湘南ビールを提供するほか、共用棟では各種カルチャー教室を開催。敷地内でも、地元人気商店の出店や農家が野菜を販売する朝市を定期的に開催していく。

 I街区の住戸は、2LDK~4LDK、専有面積約50~100平方メートル。2010年5月から販売を開始、11年3月までに全戸完売した。販売価格は2,000万~5,600万円台、最多価格帯は3,400万円。購入者が、茅ヶ崎市33%、横浜市14%、藤沢市7%に加え、都内や埼玉県など広域から集まっているのが特徴。現在までの総反響数も5,300件、モデルルーム来場組数も3,200組に達した。

 なお、12年9月竣工のⅡ街区(総戸数424戸)の販売は、6月から開始しており、すでに56戸が販売済み。


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