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東京・経堂に自社初の介護付き有料老人ホーム開設/京王電鉄

シニアレジデンス「アリスタージュ経堂」の外観イメージ
館内イメージ

 京王電鉄(株)の子会社である京王ウェルシィステージ(株)は、グループ初のシニアレジデンス(介護付き有料老人ホーム)「アリスタージュ経堂」(東京都世田谷区、総戸数146戸)を、2012年夏オープンする。それに伴い、10月8日(土)、京王線「桜上水」駅前にモデルルームを開設、入居者の募集を開始する。

 同施設は、敷地面積約6,900平方メートル、延床面積約1万4,000平方メートルの鉄筋コンクリート造地上7階建て。太陽熱温水器を導入し、大浴場等の共用部に利用するほか、太陽光パネルで発電した電力を利用するなど、環境に配慮。共用施設として、フィットネスルーム、ミストサウナや半露天風呂を備えた大浴場、アトリエ、1日3食フルサービスで健康に配慮した料理を提供するダイニングなどを設ける。

 居室は、一般居室116戸(専有面積40.02~133.42平方メートル)、常時介護が必要な入居者用の介護居室30戸(同21.71~22.94平方メートル)。併設のクリニックや協力医療機関、24時間常駐の看護スタッフにより、日常の健康管理から緊急時まで対応できる介護体制を整える。また、一般居室に入居した軽度な要介護の入居者は、日常生活のサポートが受けられる「サポートラウンジ」を利用できる。

 入居一時金は、一般居室に75歳一人入居の場合で3,800万~1億6,000万円台。ヘルスケア一時金、月額利用料等は別途徴収する予定。


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