(株)リロ・ホールディングは、子会社の(株)リロエステート(東京都新宿区、代表取締役:岩尾英志氏)を通じ、物件の買取りから販売までをワンストップで行なう「中古物件高付加価値再販ビジネス」を開始したと発表した。
同ビジネスは、東日本大震災後、災害に強い住宅ニーズが高まっていることを受け、食事付き・家具付きなど従来の企画力をベースに、建物診断・発電・蓄電・熱循環等、スマートグリッド要素を取り入れ、高付加価値中古物件としてプレミアム価格で販売するもの。
仕入れ物件は、寮・社宅等の企業保有物件のほか、グループ会社の「リロケーション・インターナショナル」で管理する転勤留守宅物件などが対象。グループが有するベースマーケット(取引企業1万社以上、顧客800万人)に対し効果的に物件広告を展開。グループ内でニーズに合わせた企画・施工全般を行なうなどして差別化していく。
同社は当面、関東エリアを中心に事業を展開した後、全国エリアに拡大する予定。2015年3月期売上げ15億円をめざす。