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投資用不動産、全種別・全構造で利回り上昇/ファーストロジック調査

 不動産情報サイト「楽待」(http://www.rakumachi.jp)を運営する(株)ファーストロジックは2日、2011年8月期の「投資用 市場動向データ」の調査結果を発表した。11年1月1日から8月31日の期間に、同サイトに新規登録された物件を分析したもの。

 投資用1棟物件の表面利回りは、マンションが鉄筋コンクリート造で9.85%(前月比0.63ポイントアップ)、鉄骨鉄筋コンクリート造で10.11%(同0.02ポイントアップ)。アパートが鉄骨造10.46%(同0.47ポイントアップ)、木造で11.30%(同1.12ポイントアップ)といずれも上昇。家賃収入に対し、物件価格が下落傾向にあることが明らかとなった。

 また、投資用区分所有マンションも、表面利回りは11.90%(同0.19ポイントアップ)。対前年同月比では1.92ポイントの上昇となっており、物件価格は前年比で下落傾向となった。


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