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ホテル事業売上高大幅減で減収減益に/東日本ハウス11年10月期第3四半期決算

 東日本ハウス(株)は5日、2011年10月期第3四半期決算を発表した。

 当期(10年11月1日~11年7月31日)の連結売上高は300億3,900万円(前年同期比▲8.9%)、営業利益6億600万円(同▲16.8%)、経常利益1億1,300万円(同▲48.3%)、資産除去債務会計基準の適用に伴う影響額1億6,000万円、災害損失9,300万円などを特別損失計上したことで、当期純損失1億8,400万円(前年同期:当期純利益2,200万円)となった。

 主力の住宅事業は、受注高が290億1,400万円(前年同期比6.9%増)となるなど堅調に推移したが、工事進行基準による売上高が大幅減となったことなどから、売上高251億7,500万円(同▲5.5%)、営業利益10億5,900万円(同7.4%)にとどまった。ホテル事業は、震災による休業、客数の減少などで売上高41億8,000万円(同▲26.3%)、営業利益1億1,000万円(同▲58.1%)と大幅減となった。

 なお、通期では連結売上高475億円、営業利益36億8,000万円、経常利益29億9,000万円、当期純利益25億7,000万円を見込んでいる。


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