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11年一級建築士試験、学科試験合格率は15.7%/国交省

 国土交通省は6日、2011年一級建築士試験の「学科の試験」合格者を発表した。

 11年7月24日に全国58会場で実施された同試験の実受験者数は3万2,843人(10年:3万8,476人)。そのうち合格者は5,171人(同:5,814人)、合格率は15.7%(同:15.1%)となった。

 合格者の属性は、学歴・資格別では「大学」が67.8%、「二級建築士」が21.1%、「各種学校」が7.0%。年齢別では、「30~34歳」が26.1%でトップ。以下、「27~29歳」が23.2%、「24~26歳」が20.7%、「35~39歳」が15.8%などとなった。

 合格基準点は、学科1(計画)が11、学科2(環境・設備)が11、学科3(法規)が16、学科4(構造)が16で、学科5(施工)が13で、総得点87点。
 なお、学科試験の合格者を対象にした「設計製図の試験」は10月9日(日)に実施され、最終的な合格者の発表は12月15日(木)に行なわれる予定。


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