不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

震災の影響で分譲販売棟数は微増/ファースト住建11年10月期第3四半期決算

 ファースト住建(株)は5日、11年10月期第3四半期決算(非連結)を発表した。

 当期(10年11月1日~11年7月31日)の売上高は257億8,000万円(前年同期比▲3.6%)、営業利益は25億6,900万円(同▲11.6%)、経常利益は24億9,200万円(同▲12.2%)、当期純利益は14億6,200万円(同▲12.3%)となった。
 今後の販売棟数を拡大するため、積極的な分譲用地の仕入れを行ない、たな卸資産は162億2,800万円(前事業年度末比:63.1%増)と増加。しかし、震災の影響で成約棟数が伸び悩んだため、販売棟数は1,025棟(前年同期比1.7%増)にとどまった。

 通期は、売上高412億円、営業利益44億2,000万円、経常利益43億2,000万円、当期純利益25億円を見込む。


最新刊のお知らせ

2025年5月号

「事故物件」、流通の課題は? ご購読はこちら