不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

将来の賃貸住宅を探る、「賃貸フォーラム2011」を開催/大東建託

開会挨拶する同社代表取締役社長の三鍋 伊佐雄氏

 大東建託(株)は8日、「ザ・リッツ・カールトン東京」(東京都港区)で「賃貸フォーラム2011」を開催した。

 開会挨拶で、同社代表取締役社長の三鍋 伊佐雄氏は「同フォーラムは、昨年に続き今年が2回目。IRとは違ったより広い角度から情報を届けたいと考え、開催した。今回は初めてCSRレポートを発刊し、取引企業からの予想を上回る反響に驚いている」などと語った。

 「CSRレポート」の解説で同氏は、「賃貸住宅が年間約40万戸ほど滅失している現実から今後20年間に、同戸数の新築住宅の供給が必要となる。当社が行なう既存住宅の入れ替え事業は、社会的意義が大きい」などと述べると共に、高齢社会への同社での対応や環境分野での取組みについても解説した。

 続いて「これからの賃貸住宅と日本社会変遷のクロスポイント」をテーマに各産業分野の活躍者による講演を開催。(株)伊万里木材市場代表取締役・林 雅文氏による「これからの賃貸住宅づくりと国産木材活用」、一般社団法人日本ガス協会企画部長・樽本和芳氏による「住宅用エネルギーの今後」等の講演を行なった。


最新刊のお知らせ

2025年8月号

社員が成長すると、会社も伸びる! ご購読はこちら