不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

首都圏中古マンション、成約件数6ヵ月連続の前年割れ/東日本レインズ

 (財)東日本不動産流通機構は12日、2011年8月度の首都圏の市場動向を発表した。

 同月の首都圏の中古マンションの成約件数は1,943件(前年同月比▲6.0%)と6ヵ月連続の前年同月割れとなり、36ヵ月ぶりに2,000件を割り込んだ。都県別では東京都が920件(同0.9%増)、埼玉県が246件(同▲10.9%)、千葉県が276件(同▲6.8%)、神奈川県が501件(同▲14.1%)と東京都を除き前年割れとなった。

 成約単価は1平方メートル当たり39万2,500円(同▲0.5%)と2ヵ月連続の前年割れ。成約平均価格は2,532万円(同▲0.5%)で5ヵ月連続の下落だった。新規登録件数は1万3,577件(前年同月比25.2%増)と17ヵ月連続で前年同月を上回り、5ヵ月連続で2割台の増加で推移している。

 また、中古戸建住宅の成約件数は769件(同4.1%増)と、2ヵ月連続で前年同月を上回った。成約平均価格は2,917万円(前年同月比▲0.4%)と、3ヵ月連続の前年割れとなった。


最新刊のお知らせ

2025年5月号

「事故物件」、流通の課題は? ご購読はこちら