不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

1口当たり分配金は4,500円/ADR11年7月期決算

 アドバンス・レジデンス投資法人(ADR)は14日、2011年7月期決算を発表した。

 当期(11年2月1日~7月31日)の営業収益は113億4,500万円(前期比1.0%増)、営業利益34億5,300万円(同▲13.3%)、経常利益14億6,500万円(同▲20.1%)、当期純利益14億400万円(同▲94.4%)、1口当たり分配金4,500円(同▲3,750円)となった。なお、対前期増減比については、11年1月期の実際の運用日数である337日を181日に換算した数値と比較した値。

 旧アドバンス・レジデンス投資法人と日本レジデンシャル投資法人(NRIC)との新設合併により10年3月1日に設立した同投資法人は、合併により発生した負ののれんから余剰金を有効に活用し、当期は9物件の取得、13物件の売却と積極的な物件入替えを行なうなど、ポートフォリオの収益向上に努めた。なお、当期純利益の大幅減は前期の負ののれん計上の反動減によるもの。分配金については当期純利益の14億400万円に対し、分配準備積立金30億500万円を取り崩すことで業績予想通りとした。

 次期は、営業収益111億8,600万円、営業利益58億9,600万円、経常利益39億2,500万円、当期純利益39億2,400万円を見込んでいる。


最新刊のお知らせ

2025年8月号

社員が成長すると、会社も伸びる! ご購読はこちら