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東京のオフィスビル空室率、6ヵ月連続で改善/三鬼商事調査

 三鬼商事(株)は7日、2011年9月末時点のオフィスビル市況調査を発表した。

 東京ビジネス地区の平均空室率は8.64%(前月比▲0.01ポイント)と、小幅ながら6ヵ月連続の改善となった。好条件の既存ビルで成約の動きがみられたものの、新規供給の影響により、空室面積の増減には影響せず大きな変化は見られなかった。平均賃料は坪当たり1万7,056円(▲80円)。

 一方、大阪のビジネス地区の平均空室率は11.24%(同▲0.25ポイント)と、4ヵ月連続の改善となった。館内増床や統合、拡張移転などの動きがみられ新築・既存の成約が進んだことが要因。平均賃料は1万1,754円(同▲8円)だった。


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