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山林関連事業を展開する子会社が「FSC-FM/COC認証」取得/住友林業グループ

 住友林業グループは12日、同グループで山林関連事業を行なっているオープン・ベイ・ティンバー(OBT)社が、国際的な森林認定証制度を行なう第三者機関であるForest Stewardship Council(FSC)の「FSC-FM/COC認証」を取得したと発表した。

 同認証は、FSCが、環境保全の面からみて適切で、社会的な利益にかない、経済的にも持続可能な森林管理を推進している事業などを認証する制度。
 
 OBT社は、パプアニューギニア独立国で植林および植林木の販売などを行なう森林開発会社として設立。85年から森林資源を持続可能にできる体制を構築しており、同グループの一員となってからは植林エリアの拡大と植栽本数を増加を推進している。FSCによる認証を受けたのは、同社が管理している植林地3万1,260haのうちの1万1,770ha。
 
 住友林業グループは、今回の認証取得が木材商品の一層の競争力強化につながる、としている。


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