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首都圏マンション契約率70%台を回復。供給戸数も2ケタ増/不経研調査

 (株)不動産経済研究所は13日、9月の首都圏マンション市場動向を発表した。

 同月の首都圏マンション発売戸数は3,713戸(前年同月比16.7%増、前月比61.0%増)となった。

 月間契約率は77.7%(前年同月比2.8ポイントアップ)と、2ヵ月ぶりに70%台を回復した。1戸当たりの価格は4,265万円(同▲15.1%)、1平方メートル当たり単価は62万2,000円(同▲12.3%)とともに2ケタ減。また販売在庫数は4,826戸で、前月末に比べて149戸減少した。

 即日完売物件は「プラウドタワー相模大野1期1・2次」(相模原市南区、245戸、平均価格5,216万円、平均倍率1.14倍、最高倍率4倍)など、16物件732戸。20階以上の超高層物件は14物件636戸、契約率は92.8%だった。

 なお、10月の発売戸数は4,500戸の見込み。


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