住友林業(株)は13日、グループ会社の住友林業ホームエンジニアリング(株)社員の森 翔太氏が、4日よりイギリス・ロンドンで開催された第41回技能五輪国際大会の建築大工職部門で銀賞を受賞したと発表した。同社の受賞は、第35回大会での敢闘賞、第39回大会での銀賞に続くもの。
同大会は、参加各国における職業訓練の振興と青年技能者の国際交流、親善を図ることを目的に2年に1度開催されるもの。今大会では、51の国と地域より約1,000名の若い技能者が参加し、46の職種で世界一を競った。
建築大工職部門は、制限時間22時間以内に課題の木造建築模型を作り上げる競技で、今大会では15ヵ国15名の代表選手が参加。原寸図の作成、墨付け、加工、組立てまでを行ない、同氏は、特に「出来ばえ(仕上がり状態)」について高い評価を得た。
なお、同大会は、前年に開催される国内技能五輪全国大会の優勝者が日本代表として選出されるもので、同氏は、2010年に第48回技能五輪全国大会(かながわ大会)、建築大工職部門で優勝した。