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首都圏中古マンション、成約件数6四半期連続のマイナス/東日本レインズ

 (財)東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は17日、2011年7~9月の首都圏不動産流通市場の動向を発表した。

 同期の首都圏中古マンション成約件数は6,790件(前年同期比▲4.8%)で6期連続で前年同期を下回ったが、東日本大震災の影響で2ケタ減となった前四半期より減少幅は小さくなった。都県別では、東京都3,170件(同増減なし)、埼玉県897件(同▲5.6%)、千葉県903件(同▲10.3%)、神奈川県1,820件(同▲9.2%)と東京都をのぞき前年同期を下回った。また、新規登録件数は、4万3,903件(同26.2%増)の大幅増で、5期連続2ケタ増、3期連続2割を超える増加だった。

 成約単価は1平方メートル平均で38万7,500円(同▲2.0%)。成約物件価格は2,508万円(同▲2.3%)となっている。成約物件の平均専有面積は64.72平方メートル(同▲0.3%)、成約物件の平均築年数は18.44年だった。

 なお、中古戸建住宅の成約件数は2,558件(同0.2%増)で、4期ぶりに前年同期を上回った。


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