東京急行電鉄(株)は11月18日(金)、直営のレンタル収納スペース「クラモ」を、東京都内で初めて大井町線・池上線「旗の台」駅にオープンする。
「クラモ」は、高架下などこれまで効果的に活用されていなかった資産に対して、同社が新たな活用メニューとして、収益基盤の強化・沿線価値向上をめざす不動産事業戦略の一環として推進しているもの。
今回オープンする「クラモ旗の台I」(東京都品川区、全81室)は、「クラモ」の第2号店。大井町線・池上線「旗の台」駅徒歩5分の高架下という好立地に位置しており、スペース面積は0.81~6.02平方メートルの13タイプ。
空調機器、24時間監視の防犯カメラ、警備会社によるセキュリティシステムなどを装備。料金は1スペース月額5,400円~。年中無休で営業時間は24時間。
中原街道を挟んだ反対側には「クラモ旗の台II」の建設を進めているが、こちらは同社が直営する賃貸住宅と一体となった、新たな複合開発のモデルケースとなる。
今後、来年春に東横線「日吉」駅~「綱島」駅間の高架下および田園都市線「二子新地」駅~「高津」駅間の高架下でも新規オープンを予定しているほか、東急線沿線エリアでさらなる店舗展開の検討を進めている。