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部品・設備交換に関する優良業者登録制度スタートへ/ベターリビング

特定住宅部品にかかる優良取替事業の仕組み
既設特定住宅部品にかかる診断の仕組み

 (財)ベターリビングは、特定住宅部品にかかる優良取替事業者、および既設特定住宅部品にかかる診断事業を行なう者の登録事業を開始する。

 これらの事業は、建築改装協会(東京都中央区)が2005年から同協会会員・関係企業の関係技術者を対象に実施してきた「技術講習会」、および日本給水タンク工業会(事務局所在地:東京都中央区)が同工業会会員を対象に運営してきた「水槽診断士認定制度」を生かしつつ、中立的でオープンな制度として、財団において実施することとなったもの。

 特定住宅部品にかかる優良取替事業については、玄関ドア、サッシ、墜落防止手すりの取替えを適切に行なうため、優良な取替事業の基準を定め、基準に従い取替事業行なう者を財団に登録、公表していくというもの。
 既設特定住宅部品にかかる診断事業については、貯水槽の診断を適切に行なうため、既設特定住宅部品の診断基準を定め、基準に従い診断を実施する者を財団に登録、公表していくというもの。

 なお、いずれも登録には財団の指定講習の受講が必要で、特定住宅部品にかかる優良取替事業については12年、既設特定住宅部品にかかる診断事業については11年11月の講習開催を予定している。


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