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中古マンション利回り、「下町」が上位独占/HomePLAZA総研調査

 HomePLAZA総研は27日、23区の駅周辺の中古マンション家賃相場と価格相場から利回りを算出した「東京23区中古マンション利回りランキング」を発表した。同社が運営する中古物件サイトと賃貸物件サイトの登録物件について、駅別に利回りを算出したもの。

 利回りトップとなったのは、「町屋」駅(荒川区)の7.0%で、50平方メートル当たりの家賃相場16万2,000円に対し、価格相場は2,780万円だった。2位は「北綾瀬」駅(足立区)の6.8%(家賃相場12万7,000円、価格相場2,234万円)、3位は「浅草」駅(台東区)の6.7%(同:20万4,000円、3,629万円)で、いわゆる「下町」エリアが上位を独占していた。そのほか、トップ10に入った駅は、23区の東側に集中していた。

 一方、利回りワースト3は、トップが「汐留」駅(港区)の3.4%(同:27万3,000円、9,657万円)、2位が「新橋」駅(港区)の3.6%(同:28万1,000円、9,284万円)、3位が「神谷町」駅(港区)の3.6%(同:29万9,000円、9,990万円)と港区が上位を独占。港区はトップ10のうち5駅がランクインしたほか、世田谷区、杉並区、品川区など西側に集中していた。


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