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収益力向上策等が奏功し、不動産運用サービス事業が好調/エリアリンク11年12月期第3四半期決算

 エリアリンク(株)は28日、2011年12月期第3四半期決算を発表した。

 当期(11年1月1日~9月30日)は、連結売上高79億1,900万円、営業利益7億4,300万円、経常利益6億6,700万円、当期純利益7億3,900万円。なお、当期より四半期財務諸表を作成しているため、前年同期との比較分析は行なっていない。

 不動産運用サービス事業では、トランクルーム「ハローストレージ」を軸に安定的なストック型ビジネスを展開。収益安定化を図るための積極的な出店のほか、顧客満足追求のための運営現場の設備改善、顧客サポート体制の強化、地域密着型の営業活動を実施した。また、収益力向上のために支払賃料の減額交渉、リース資産の買取り等を行なった結果、売上高は71億4,500万円となった。
 不動産再生・流動化サービス事業は、保有する販売用不動産の売却を実施、在庫を減少させるとともに、長期借入金の返済を進め財務体質の強化をめざし、ストック型ビジネスへの移行を促進。売上高7億7,300万円を計上した。

 なお通期では、連結売上高102億4,200万円、営業利益11億2,700万円、経常利益9億5,000万円、当期純利益7億5,600万円を見込む。


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