国土交通省は10月31日、建築物ストック統計(2011年1月1日現在)を公表した。住宅・土地統計調査、法人建物調査および建築着工統計をもとに、用途別、構造別、竣工年別等に床面積の総量を推計したもの。
全国の床面積は、合計で約72億69万平方メートル。そのうち住宅は約53億9,795万平方メートル(対前年比約0.4%増)で、住宅の延床面積の総計は全体の約75.0%となった。
このうち、新耐震基準が定められた1981年以降に建てられた建築物の延床面積は、全体の約66.3%。木造建築物の延床面積の割合は、住宅では約68.4%、木造住宅のうち、一戸建て、長屋の延床面積の割合は約96.4%となった。
また、非住宅は約18億274万円平方メートル(同約0.5%増)。非住宅では、非木造の割合が大きく約93.0%、使途としては、事務所・店舗(約32.2%)と工場・倉庫(約44.1%)の割合が大きかった。