NPO法人日本ホームインスペクターズ協会(JSHI、東京都中央区、理事長:長嶋 修(株)さくら事務所代表取締役社長)は、業界初となる公認ホームインスペクター専用の賠償責任保険の運用を、1日から開始した。
東京海上日動火災保険との共同開発によるもので、ホームインスペクション業務実施中に生じた第三者への対人・対物事故における法律上の損害賠償責任を補償する。同協会が契約者となり、同協会認定会員のうち、「実務登録者」を補償対象の被保険者とする。運用当初に保険対象となるのは156名で、今後は徐々に対象を増加する予定。
協会が団体契約者となることで保険料を抑え、全員加入が前提となるため、ホームインスペクション利用者側にも安心感を与えることができるとしている。
同協会は、認定会員の会員種別をホームインスペクションを主たる業務として行なう「実務登録者」と、それ以外の「実務未登録者」に分けて保険加入を促進。「実務登録者」は年会費に保険料(1万8,000円/年)が含まれ、自動的に加入扱いとなる。「実務未登録者」の場合でも、申請すれば翌月もしくは翌々月の加入ができる。
詳細は、ホームページ参照。