住友不動産販売(株)は4日、2012年3月期第2四半期決算を発表した。
当期(11年4月1日~9月30日)の連結売上高は263億9,900万円(前年同期比▲8.9%)、営業利益52億1,500万円(同4.0%増)、経常利益52億700万円(同4.4%増)、当期純利益30億3,700万円(同3.8%増)の減収増益。
主力の仲介事業は、震災の影響が期末後半に持ち直し。リテール部門がほぼ前年並みで推移したほか、ホールセール部門が大型案件への取り組みが功奏。取扱件数は1万5,529件(同▲0.8%)だったが、取扱高は4,315億2,300万円(同4.8%増)、営業収益は220億600万円(同4.9%増)、営業利益60億6,900万円(同15.4%増)となった。
受託販売事業は大型物件引き渡しが減少し、取扱件数1,308件(同▲35.6%)、取扱高506億1,600万円(同▲44.3%)、営業収益14億7,800万円(同▲47.0%)、営業利益は1億5,800万円(同▲72.1%)となった。
なお、通期では連結売上高590億円、営業利益125億円、経常利益125億円、当期純利益73億円を見込む。