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「Sustainable Forest Gallery 2011 Autumn~森のちからを、未来のちからに。~」開催/住友林業

オープニングセレモニーの様子。左が林野庁長官の皆川芳嗣氏、真ん中が住友林業(株)代表取締役社長の市川 晃氏、右がフリーアナウンサーの草野満代氏

 住友林業(株)は11月4日、「六本木ヒルズ O-YANE PLAZA」(東京都港区)で、森林の重要性や同社のサスティナブルな活動を紹介するイベント「Sustainable Forest Gallery 2011 Autumn~森のちからを、未来のちからに。~」をスタート。同日、同社代表取締役社長の市川 晃氏、林野庁長官の皆川芳嗣氏、および「国際森林年」国内委員でフリーアナウンサーの草野満代氏によるオープニングセレモニーが行なわれた。

 同イベントは、2011年が国連の定める「国際森林年」であることを踏まえ、山林環境を保全し国産材を活用することの重要性、さまざまな個性と表情を持つ「木」の魅力や「木の家」の価値を、同社の本業を通じた環境共生への取組みと合わせて紹介するもの。「森」が地球環境保全、生物多様性保全に果たす役割などについて、広く一般の人に知ってもらうことを目的に07年より開催しており、今回で6回目を迎える。

 6日までの期間中、木や自然環境に関するクイズラリーや、木を使ったオリジナルアイテムがつくれる「木のワークショップ」などを実施。木に触れ学ぶことで、木に親しみを持ち、子供たちが自然を守ることの大切さを学べるようにしている。

 同日会見した市川氏は「持続可能な森林保全をするためには、木を使うことがポイント。低層建物では構造の木造化を、高層建物では内装の木質化を進めていく。木に関する情報や魅力について発信し、森林を守り、可能性を引き出していくことで、社会貢献をしていきたい」などと語った。


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