(株)リロ・ホールディングは4日、2012年3月期を初年度とする4ヵ年(12年3月期~15年3月期まで)の中期経営計画「第一次オリンピック作戦」を発表した。
同計画では、国内リロケーション事業における最終事業年度の利益目標を35億円(11年3月期比62%増)に設定。法人借上げ需要を獲得し、ストック(管理戸数)基盤を拡大するとともに、賃貸不動産管理事業の利益倍増モデルを確立、法人借上げ需要が集中する地域に水平展開していく。
福利厚生およびリゾートなどのコンテンツ事業においては、40億円(同62%増)を目標に、ストック(会員)基盤の拡大や別荘のタイムシェア販売などに注力する。
海外リロケーション事業では、20億円(同110%増)を目標に、海外赴任業務支援(赴任)サービスの拡大、北米における日系企業および赴任者向け住宅(赴任中)サービスの拡充などを行なっていく。
全体での数値目標は、連結営業収益1,520億円(同40%増)、連結経常利益90億円(同72%増)を計画している。