エヌ・ティ・ティ都市開発(株)は7日、2012年3月期第2四半期決算を発表した。
当期(11年4月1日~9月30日)の連結業績は、営業収益638億5,600万円(前年同期比▲11.4%)、営業利益132億2,400万円(同▲8.1%)、経常利益103億7,600万円(同▲10.2%)、当期純利益55億6,100万円(同▲8.0%)。
不動産賃貸事業は、アーバンネット四条鳥丸ビル(京都府京都市)など11年3月期竣工物件や今期竣工物件の賃料収入が寄与したが、既存物件の賃料収入が減少し、営業収益は457億2,400万円(同▲1.7%)、営業利益は146億1,800万円(同▲5.7%)となった。オフィスビルの平均空室率は、都心5区では2.7%、全国ベースでは5.7%。
分譲事業は、過年度竣工物件などを合わせ204戸を引き渡したが、引き渡し戸数の減少で、営業収益は111億6,400万円(同▲43.9%)、営業利益は7億4,800万円(同▲51.4%)と減収減益だった。
通期では、連結営業収益1,440億円、営業利益245億円、経常利益187億円、当期純利益95億円を見込む。